第94回全米プロゴルフ選手権がサウスキャロライナ州の大西洋沿いのリンクスコース『キアワ・アイランド・ゴルフリゾート』で今朝決勝ラウンドが行われた。
北アイルランドのロリーマキロイが13アンダーで2位と8打差のぶっちぎりの優勝をしたが、日本からの参加の藤田寛之は予選落ち、石川遼は7オーバーの59位、谷口徹は11オーバーの68位と、又々全く歯が立たなかった。
このコースは海岸線に作られたオーシャンコースで、18ホール中9ホールが海に面しており、ホールにそって人々が海水浴をする砂浜が広がっている。コース内にも多くのの砂地が広がっていて、人工的なバンカーか、そうでない砂地かの区別ができない事から全米プロゴルフ協会は、この試合に限ってバンカーをすべてスルーザグリーンとして扱うことを決定し、アドレスでソールも出来るし、小石や小枝も取り除くことが出来るようになった。
このレイアウトは別に全米プロでなくても同じだと思うのだが、普段はどんなローカルルールで運営されているのだろう?
それにしても、日本人プレーヤーは飛距離でなく、プレイスメントが必要な難しいコースの方が上位にくるチャンスが多く、実際全英オープンでは沢山の選手が優勝争いをしてきているのだが、アメリカでのメジャーは飛距離とプレイスメントの両方が必要となり、日本人にとっては年々敷居が高くなってしまっている。
現在の選手を考えると、まだアマの松山英樹が一番チャンスが有るのでは無いかと思う。
彼にも早くプロになって貰い、出来れば日本でのトーナメントでなく、アメリカのツアーに参加して貰いたいと思う。
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