
世界的に最も人気の高い車の一つであるメルセデスだが、素晴らしい車であることは疑いの余地はないし、人には安心して薦められるが、個人的には昔からどうも好きになれないメーカーの一つで、今までに乗っていた唯一のメルセデスである500Eというモデルも、当時経営不振だったポルシェに組み立てを依頼していたので、自分を無理矢理納得させて乗っていたくらいなのだが、特に最近はデザインでどうしても気になる部分がある。
メルセデスといえばスリーポインテッドスターのエンブレムが有名で、全ての車種に当然そのマークが付いている。
メーカーのマークであるから付いているのは当たり前なのだが、最近は普通のセダンのフロントグリルの真ん中にデカいスリーポインテッドスターが付くのが当たり前になっている。
以前はオープンスポーツのSLだけが付けていたデザインだったし、何代か前のEクラスは車種によって伝統的なグリル+上部の小さいスリーポンテッドスターかグリルの中の大きなスリーポンテッドスターかを選べる時代もあったのだが、個人的には伝統的なグリルのデザインの方がずっとメルセデスの品格に合っていると思うし、実際上位車種のマイバッハやSクラスセダンは伝統的なグリルを採用している事からも、メーカー自身も伝統的なグリル=高級感ということを認識しているのだろう。
全てにスポーティーさを優先させてしまっている様だが、世界的にはきっと新しいBIGスリーポンテッドスターのデザインの方が人気があるのかもしれないが、SL系統は別として個人的にはメルセデスには伝統的なグリルが一番合っていると思うし、自分の500Eでコックピットから見える小さなスリーポンテッドスターが風をきって進む様子が結構好きだった。
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