いよいよ今週末のブラジルグランプリで今年のチャンピオンが決まる。
あと何時間かで予選が始まるが、チャンピオン争いは若干ややこしいので、ベッテルとアロンソのそれぞれの順位におけるチャンピオン決定をまとめてみた。
現在トップのセバスチャン・ベッテルは273ポイント、2位のフェルナンド・アロンソは260ポイントで、二人の差は13ポイント。
現在のF1では優勝すると25ポイント、2位18ポイント、3位15ポイント、4位12ポイント、5位10ポイント、以下8ー6ー4ー2ー1ポイントが10位までに与えられる。
最終的に同点になった場合は、優勝回数の多いドライバー、優勝回数も同じ場合は2位の回数が多いドライバーがチャンピオンになる。
アロンソが優勝して25点獲得すると、ベッテルは4位で12ポイント獲得すれば、285点同士で全く同じ点数になるが、優勝回数はベッテル(5回)がアロンソ(4回)を上回り、ベッテルの3年連続のワールドチャンピオンが確定する。
その他のケースも含めてまとめてみると、
ベッテルのタイトル獲得の条件
・4位以上なら無条件
・5~7位で、アロンソが2位以下の場合
・8~9位で、アロンソが3位以下の場合
・10位以下で、アロンソが4位以下の場合
アロンソのタイトル獲得の条件
・優勝し、ベッテルが5位以下の場合
・2位で、ベッテルが8位以下の場合
・3位で、ベッテルが10位以下の場合
天候が晴れで、レース中にセーフティーカーが入らなかった場合は車のトラブルが起きない限りはベッテルより上位にアロンソが来るとは到底思えないが、インテルラゴスサーキットはいつも何かが起きる。
セナの初優勝は大雨の中、6速ギア以外使えない中での考えられない優勝だったし、最近でもマッサが初優勝と思った中雨が降り出し、マッサがチェッカーをくぐった直後の最終週、最後から二番目のコーナーでハミルトンが前車を追い越し初チャンピオンになった等々。
F1ブラジルGPの決勝レースは、11月25日14時(日本時間26日の午前1時)にスタートし、午前3時には今年のチャンピオンが決まる。
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