
夏場、スポーツをして汗をかき、熱中症予防の為にもスポーツドリンクを飲む人も多いだろう。
汗をかくと塩分を初めとした体内のミネラル分が汗と一緒に体外に流れ出てしまうので、普通の水を飲むよりスポーツドリンクを飲む方が良いとされている。
ただ、スポーツドリンクには種類はどうあれ、通常100ml 当たり5g~10gの糖類が含まれており、500mlのペットボトルには25~50mlの糖分が含まれていることになる。
本当にスポーツで汗をかき、水分補給をする場合は、間違いなく一番効果のある飲み物だが、普段からスポーツドリンクを常用していると、ペットボトル症候群という急性の糖尿病になり、腹痛、嘔吐、意識障害、昏睡などを引き起こすことがある。
スポーツドリンクにはアイソトニックとハイポトニックという2つの種類があり、アイソトニックは糖分を6~8%含み、安静時の糖分の浸透圧が血液や体液と同じになるように調整され、運動前や運動後の速やかな栄養と水分補給に向いており、ハイポトニックは糖分を2~3%含み、運動時の糖分の浸透圧に近い状態に調整されていて、競技中の水分補給に適している。
スポーツドリンクの常用と同じ様に問題なのは、「カロリー0」や「糖質オフ」をうたい文句にしたスポーツドリンクもどきであり、糖質の代わりに人工甘味料で甘さを出している。
スポーツドリンクがその機能を果たすのは、塩分と糖分のバランスで浸透圧を適したものにするからだが、人工甘味料では浸透圧の調整ができず、スポーツドリンクとしての機能が果たせなくなってしまう。
さらに、脳はいくら甘みがあっても、人工甘味料の甘さでは糖を感知しないので、摂取量を制御出来ず、必要以上に飲み過ぎてしまう。
つまり、スポーツドリンクとして飲むのなら、糖分、塩分の入ったものを飲む事と、用途に応じてアイソトニックとハイポトニック飲料を飲み分けること、そして普段の生活の中ではスポーツドリンクを常飲せず、糖分の入っていない水やお茶類を飲むことにが一番適しているだろう。
因みに有名なスポーツドリンクなどを比べてみると、ポカリスエットには人工甘味料は使われていないが、アクエリアスとCC1000レモンウォーターにはスクラロースという人工甘味料が使われているので、飲むのならポカリスエットがお薦めで、普通のポカリスエットはアイソトニック飲料、ポカリスエットステビアはハイポトニック飲料になるので、参考まで。

以前から不思議に思っている事がある。
スーパーなどで商品を買ったときに貰えるビニール袋の持ち手は、底の接着ラインを見れば判る様に、短い辺の両端にあり、長い辺の真ん中辺りに少し飛び出た結ぶ為の耳の様な部分がある。
ただ、これは明らかに耳の部分に持ち手があり、持ち手の部分に耳があった方がずっと持ちやすいと思う。
更に、中にモノを入れて持つときに、現在の様に短い辺に持ち手があると、持ったときに袋が拡がってしまい、長い辺の真ん中に持ち手があると拡がらずに厚さが狭まる様に持つことが出来る。
細かい点だが、袋一つなら兎も角、いくつもの袋を持っているときなどは、あまり開かない方がずっと持ちやすいし、家で持ち手を引っかけて使うような場合も長い辺の真ん中にあった方がずっと使い易いと思う。
紙袋を見てもらえば判るのだが、必ず持ち手は長い辺に付いていて、短い辺に持ち手がついているモノを見たことはないので、持ち手は長い辺に付けるのは紙袋では常識なのだと思う。
こんな事は誰でも気がつくと思うのだが、これだけ長い年月袋の形が変わっていないということは、製造上の理由でも有るのだろうか?
或いは皆同じ機械を使って作られていて、最初に作った時にその作り方をしてしまったのが、単に今に至っているというだけなのだろうか?
この形であることを前提のグッズなども出ているので、今更変える訳にもいかないだろうし、どうでも良いことだが、もし理由を知っている人がいたら教えてもらい。

ガラケーの逆襲というのはちょっと大袈裟だが、ドコモ、au、Softbankの大手の三社のガラケーでは無く、FREETELという会社がSIMPLEという、三社ではもう無くなってしまった形もシンプルなガラケーを発売した。
写真の様に、初回分はあっという間に売り切れてしまう程の人気機種になっている。
ドコモの回線を使って通話するので、通話の品質やエリアには問題は無いはずで、ドコモの様な電話の掛けホーダイのプランは無いものの、30秒10円で通常の通話が出来、SIMPLE本体は5980円、月々の料金は899円プラス電話代で、電話代は30分通話して600円になる。
またこの会社の通信パケット代の料金体系は、本来大手3社も採用すべき素晴らしい料金体系になっている。
通常携帯やスマホを使う場合は、事前に月使用の通信量を決め、それによってプランを申し込みしなくてはならないが、FREETELは、使用量に応じて月額299円で100MBまで、499円で1GBまで、900円で3GBまで、1,520円で5GBまで、2,140円で8GBまで、2,470円で10GBまでの6段階の料金が自動的に割り振られ、6つの段階はあるが、事前に決めるので無く、使っただけ払うという一番ユーザーにとって有り難い体系になっている。
勿論iPhoneで使うのも、ガラケーで使うのもいいのだが、特にお薦めはドコモのiPadかAPPLEストアで売られているSIMロックフリーのiPadであれば、通話がいらないのでなんと最低月299円でiPadを使う事ができる。
更に大手三社と違い、解約料はいつ解約しても一切掛からないので、試しに使ってみることが出来るというのも魅力的だろう。

カナダのKickstarterというところで資金調達中のこの「PIECE」というアイテムは、クレジットカードの大きさの、画面も何もない平べったい物体なのだが、このカードにSIMカードを挿すことができる。
これがあると、本来電話機能のないiPodやiPadも電話にすることができるので、安いSIMを使い、安いiPodをiPhoneにする事が出来る。
また、一つのSIMスロットしかついてないスマホでも、複数のSIMカードで通話できるようになるので、例えば、個人のスマホと会社の携帯やスマホの2台持ちを強いられている人もこのPIECEがあれば、iPhoneやAndroidスマホ一台で個人と会社の両方の番号を受け応えする事が出来る。
iPhoneやAndroidスマホとPIECEはBluetooth接続をして、専用アプリを使用してPIECE側のSIMカードを使用した送受信が可能になる。
PIECE自体は表に出しておく必要はないので、バッグやポケット、財布の中に入れておけば、触るのはスマートフォンのみで全ての事ができるので、通常の二台持ちに比べれば遥かに便利に使える。
その他、便利な機能としては、PIECEとスマートフォンの距離がある程度離れると、PIECEが音を出して知らせてくれるので、スマートフォンの置き忘れを防止出来る。
大きさは83x55x4mm、バッテリーはスタンバイ状態で150時間だそうで、今年11月には出荷される予定だそうだ。
今のところ使えるのはiOSとAndroidOSの機種だが、既に
クラウドファンディングで、目標金額3万5000カナダドル(約329万円)に対してすでに22万ドル(約2000万円)以上の資金が集まっているそうなので、製品化は間違い無いだろう。

誰もが何故日本と英国や英国関連の国だけが車が左側通行で、それ以外の世界中のほぼ全部の国は右側通行なのだろうと一度は思った事が有るだろう。
因みに上の世界地図の中で、赤い部分が右側通行の国、青い部分が左側通行の国である。
日本の場合と英国の場合は理由が違っていて、日本では江戸時代に、左腰に刀の鞘を差した武士同士がすれ違う時に、鞘が当たって思わぬトラブルを避けるために左側通行になった事が、馬車、自動車になってもそのまま引き継がれて左側通行になったと言われている。
英国の場合は、ナポレオンが関係しているそうだ。
元々、世界中の殆どは左側通行だったのだが、ナポレオンの支配の影響により、右側通行にされ、それらの影響を受けた国とその植民地が皆右側通行になった。
しかしながら、ドーバー海峡が有った為に、直接ナポレオンの支配を受けなかった英国とその植民地などはそのまま左側通行が残っているそうだ。
という事は、その当時もフランスは世界の中でも珍しく右側通行だったのだろう。
以前、バブルの頃、国の財政にも大分余裕があり、輸入車に右ハンドルが殆ど無かった頃、日本の道を今から全て右側通行にすると、相当大規模の工事や、信号・標識の掛け替えなどが必要になり、莫大な公共投資が発生し、右ハンドルから左ハンドルへの車の買い換えも促進し、日本車の生産も左ハンドルのみで良くなり生産性や競争力も向上するなど、大幅な景気対策になるという意見もあった。
面白いとは思うが、バブルの頃と違い、現在ではその公共投資の原資に充てる税金も不足していまず実現は難しいだろうし、実際潤うのは工事関係、車関係などのごく一部の産業であるから国全体の景気に好影響を及ぼすかは微妙な所だろう。
沖縄返還時の右側から左側通行に変わった時は車も少なく、道路も単純な沖縄だからこそ出来た変更で、現在の東京を始めとした大都市では、都市計画時の不備から道路が入り込み複雑で、とんでもない混乱と事故が起きてしまうのは間違いないだろう。

以前は外車のことを「左ハンドル」と呼び、左ハンドルがステータスの様になっていた時代もあったが、最近では小型車から大型車まで日本に輸入される車も殆どの車種で右ハンドルが用意されるようになった。
以前から英国向けだけは各メーカーも右ハンドルは存在していたので、やる気になればもっと早く出来たとは思う。
ただ、国産車の右ハンドルだけに乗っていて初めて輸入車の右ハンドルモデルに乗った人は、一様に戸惑う点がある。
それはウインカーが左側に付いている事で、普通はハンドルの左右はウインカーとワイパーであることが多いので、曲がる合図を出そうとして思わずワイパーを動かしてしまう。
何故輸入車は右ハンドルでも右のレバーをウインカーにしないのか?という事にはちゃんとした理由があり、それは工業製品に関するISO(国際標準化機構)の定めで、「ハンドル位置に拘わらず、ウインカーは左側、ワイパーは右側」と定めてあり、元々右ハンドルしか想定していないJIS(日本工業規格)ではウインカーは右側とだけ規定しているからだそうで、明らかに日本の基準だけが違っている。
僕も時たま友人の車やレンタカーなどに乗った時は、気を付けていても曲がろうとして何回もワイパーを動かしてしまう。
日本の事だから、欧米に輸出する国産車は、きっとISOを優先して左側ウインカーになっているのだろうから、日本で売られる日本車も世界基準で統一して貰いたいものだと思う。

日本の各プリンタメーカーは、以前からプリンタ本体の価格を異様に安くして、直ぐインクが無くなる構造を作り上げ、白黒印刷だけでもカラーの一色が無くなると全く印刷出来なくなる様に敢えてして、インクカートリッジで儲けを出す商売の仕方をしてきた。
特にエプソンのプリンタは競合のキヤノンやブラザー、HPと比べてもインクの減りが早く、プリンタヘッドのノズルも詰まりやすく、クリーニングモードにしてプリンタを動かすと、確実に相当のインクを消費させるというとんでもない仕様になっていた。
ところが、純正でないインクが純正の1/3〜1/5くらいの価格でWEBで送料込みで出ていて、6個セットで1,000円を切るような安いインクを試しに使ってみても全く問題がないので、この5年間くらいは純正のインクを買った事が無い。
メーカーは故障の原因になるとか、純正でないインクを使用中に故障したら修理不可とかいって何とか純正インクを使わせようとするが、万が一故障しても、本体が異様に安く、純正インクを2回買ったらもう本体価格より高くなってしまうのだから、新品を買えば良い。
以前から根本的に商売の組立方が間違っていると思っていたが、今度はその元凶だったエプソンが日本では未発売の様だが、エコタンクという機種を出し、写真の様に(不格好ではあるが)本体右側に大量のインクタンクを抱えたシリーズを発売している。
このインクタンクにはカートリッジ20個分に相当する量のインクが入っており、一度インクを一杯にすると、一番タンクの小さな廉価モデルでも、モノクロ4,000ページとカラー6,500ページを印刷することが出来るそうだ。
その代わり本体の価格は一番安いものでも350ドルする様だが、この値付けが本来の商品の価格であることは間違いなく、イレギュラーな価格設定をして設けようとしたことが、互換インクの発売によってインクでも設けられなくなるという、自分で自分の首を絞める事になったのが、このシリーズの発売の真実だろう。
発売地では完全なベストセラーモデルだそうで、早く日本でも発売して貰いたいが、狭い日本の環境だと横幅が大きく必要になることが唯一の問題点だろう。

iPhoneを持ち運んでいる時、女性はバッグの中に入れて持ち運ぶ場合が殆どだろうが、男性の場合はズボンのポケットに入れている人が多いだろう。
僕もそうなのだが、ポケットに入れている人は、電話アプリで連絡先やよく使う項目の誰かが押されていて、いつの間にか電話が掛かっていたという経験がある人も多いだろうと思う。その場合は「ごめん、押されて掛かっちゃった」で済むのだが、先日いつの間にかアイコンが長押しされ、アプリの移動や削除の状態(アイコンが揺れ、左上に×が付く画面)になってしまい、更にいつの間にかその状態のアイコンのxが押され、確認画面でも削除が押され、アプリが削除されてしまっていた。
しかも1~2個のアプリならまだ判るのだが、10個以上のアプリがiPhoneから消えてしまうという、普通では考えられない状態になってしまっていた。APPLEに問い合わせても、何かのトラブルで削除されてしまうというのは考え難いので、恐らく偶然が重なってしまったのだろうという見解であった。
いまだに単なる偶然が重なったとは俄に信じにくいのだが、どちらにしろポケットに入れる場合は、画面右側(iPhone5Sまでは上部)のボタンを押して必ず画面を消した状態にしてから入れるようにしないと、こういったトラブルが起きえるだろう。
画面が消えていれば、ホームボタンが押されてしまっても、指紋認証か横スライド+パスコードの入力が必要であり、ポケットの中でメニュー画面になるというのは、どんな偶然が重なってもまず起こりえないだろうが、ポケットに入れている人は要注意だ。

ミッションインポシブル・ローグネイションをMX4Dという新しいシステムで観た。
MX4Dというのは、シート自体が映画のシーンに合わせて動いたり、震えたり、背中をつついたり、シートを突き上げたりというような仕掛けがあったり、映画内で風を感じるシーンでは風があたり、水に飛び込むシーンでは本当の水が飛んできたり、爆発シーンでは煙が出たり、その他にもフォグ、ストロボ、香り、地響きなどの効果が用意されている。
ただ、正直いって策士策に溺れるの如く、映画を観るのに邪魔にしか感じなかったし、人に依っては車酔いや船酔いのような症状になる人もいるのではないかと思う。
やはり映画は映画そのもので勝負して欲しいし、CG満載やこういった仕掛けをされると映画そのものに入り込みにくくなってしまう。
更に価格も2倍になってしまい、恐らく今後二度とMX4D(映画館によっては4DXという同じ様なシステムの所もある)で観ることは無いだろう。
3Dにつづき、又嫌いなシステムが出てきてしまった。
肝心のミッションインポシブルは最近の映画の中では間違いなく面白く、迫力満点のチェイス等も満載なのだが、設定にちょっと判りにくい面もあり、前作のゴーストプロトコルの方が単純に楽しめた。ただ、前作のドバイにある高さ828メートルのブルジュ・ハリファビルの外側をスタント無しで本当に登るのに続き、今回も本物の飛行機の外側にしがみついて、実際に本人が飛行するシーンをはじめ、トムクルーズの身体を張った演技は凄いし、このシリーズの一番の魅力だろう。

以前も書いたことがあったが、現在、寝室のエアコンが壊れている。
本体の故障ではなく、本体内のリモコンの受光部が壊れてしまっているために、リモコンでのON/OFFや温度調整などが一切出来ない。
その受光部の部品は1000円もしない物らしいのだが、製造中止から相当年月が経ってしまっているので、もうその部品が手に入らない。
取り替えようとしたら、埋込式なので、壁、天井の修理等も必要で、全体でもの凄い金額が掛かる。
元々冬にエアコンの暖房は一切使わず、オイルヒーターのみで過ごしているので、問題は夏場の冷房が必要な時だけなのだが、リモコンは全く効かないものの、本体の蓋の中に、電源のON/OFFのスイッチと暖房と冷房の切替スイッチのみはある。
ただ、そのスイッチは天井に埋め込まれている本体の中なので、相当高い場所にあり、当然背伸びしても届かない。
その為、家にあったプラスチックの長い棒の先に柔らかいモノを付け、専用の「押し棒」を作り、その棒でON/OFFをしている。
但し、温度設定が出来ないので、リモコンが壊れたときの温度のままでしかON/OFFは出来ず、ONすると数十分で寒くなり過ぎる。
そこで、別にトール型のファンを用意して、エアコンの冷房とファンを付けたり消したりして調整している。寝る時はエアコンが正常に動いていたときはタイマーをセットして、寝る時と起きる前にセットして使っていたが、タイマーは使えないので、今は寝る時はトール型のファンのタイマーを使っている。
不便は不便だが、もう壊れて3シーズン目なので、大分慣れた。
こういった住宅設備は、一般の電気製品と違い、何十年も使う事が前提なので、メーカー側ももう少し部品の法定確保期間を長くするとか、壊れたときの為に汎用部品を多くするとかの方法を取ってもらいたいと思うし、住む側もそういう時の為に、取りつける時に、付け替えが簡単な機械や取りつけ方法を考えないといけないと強く思った。