
今日で、今年も終わり、毎年年の瀬の雰囲気のないまま、又新しい年がやってくる。
来年も自宅でのんびりと正月を過ごすの予定だが、毎年正月はバラエティ番組のオンパレードだ。その中でも楽しみにしていたが終わってしまった番組があった。
一つは「たけし、タモリ、さんまのゴルフ」で、ホール毎に日本語禁止や特別クラブを使用するなど色々なルールがあり、その中でお茶らけるたけし、さんまと真剣なタモリの様子もおかしく、いつも腹を抱えて笑っていた。
もう一つは題名は忘れたが、新年会の生番組で、番組中に芸能人を呼び出してスタジオでどっきりを仕掛けたり、ゲームをしたり、てんこ盛りの面白い番組であったが、それも終了してしまった。
最近では毎年3つだけは必ず見るバラエティ番組がある。
それは、
「志村&所の戦うお正月」 1日 テレビ朝日系
「芸能人格付けチェック」 1日 テレビ朝日系
「とんねるずのスポーツ王は俺だ」 2日 テレビ朝日系
という偶々全部テレビ朝日系だが、最初の戦うお正月は終わってしまった新年会番組同様腹を抱えて楽しめる番組なので、暇で自宅にいたら是非お勧めする。
また、年末・年始は昔から時代劇が沢山放映されているが、多分20~30年くらい前に、司馬遼太郎の関ヶ原をTBSがドラマ化して正月に確か合計10時間くらい放映したことがあった。それは本当に見応えがあり、面白い時代劇だったが、残念ながら関ヶ原を越える物は今だ出会っていないので、NHKの大河も含め、来年は是非頑張って面白い時代劇を制作して貰いたい。

昨年初めて娘と暮れのアメ横の買い出しに出かけたが、今年は凄い人出を避け、少し早めにアメ横に行ったので、今日は地元近くのスーパーで正月用の買い物をした。
正月ってお節料理がないと何とも寂しいが、2~3回食べるとすぐ飽きるので、余り大量に用意しても困るし、味が基本的に濃いのですぐアッサリしたものや鍋物が食べたくなる。
まなすや松前漬け、黒豆の煮物などをつくり、その他の一般的なお節は市販のものを買っているが、最近有るところで買っているお節のお重がある。そこは穴子料理が有名な店で、三段重ねのお節だが、一段は普通のお節なものの、一段は穴子寿司、一段は刺身の盛り合わせという組み合わせになっていて、元旦の朝は普通のお節の段を食べ、夜に穴子寿司と刺身を食べるというパターンになっていて、二段は元日の内に無くなるので、正月の間は一段分だけ食べればお節がなくなる。
ただ、唯一の欠点は、刺身が入っている事も有り、必ず元旦の早朝に自分で取りに行かなければならない事だろうか。まあ朝早く目が覚めるので僕の場合はそれ程問題ではないのだが。
僕は昔から結構テレビ人間で、ドラマやバラエティなどもよく見る。
最近はバラエティも芸人ばかりで、どのチャンネルもどの番組を観ても芸人が溢れ、局もアナウンサーと芸人を使うのが一番安上がりに済むので、その傾向が助長されているのだろうが、ちょっと食傷気味なのは確かだ。
それでもバラエティのなかでも必ず見ている二番組がある。それはロンドンハーツとアメトークなのだが、よく考えるとこれらの番組に出ている芸人は基本的に芸人になった時の芸を忘れてしまっている人達が殆どだ。
芸人の中には、バラエティ番組のレギュラーをしっかり獲得しても、本来の自分たちの芸である、漫才やコントを忘れず、昔のM1やTheManzai、キングオブコントなどの真剣勝負の場に必ず挑戦し続けている人達もいる。
それでも芸人の中で、MCや、映画監督を含め、本当に年を重ねても活躍している人はたけし、タモリ、さんまのBIG3をはじめほんの一握りしかいないし、相当お歳をかさねてもいまだに寄席のみを活動の場にしている人達はあまりスポットライトを浴びないし、本来の芸事を貫きながらBIGになり、スポットライトも浴びていたのはやすし・きよしが最後だろうか?
パッと出、パッと消えの芸人が如何に多いか、消耗品として使われている姿を見るとちょっと気の毒な気もする。
因みに本来の芸の部分で僕が一番好きな芸人はナイツである。


今年は結構映画館で映画を観た。長くなるけどお付き合いを。
沢山観た中でも、今年前半は殆ど記憶に残るような映画はなく、個人的には秋口以降に良いと思える映画が集中していた。
生意気にも自分なりに順位を付けてみたいと思う。
1.キャプテンフィリップス
トム・ハンクスの演技の素晴らしさとどうなっていくか?というワクワク感が素晴らしい映画だった。船長のトム・ハンクスの描写だけでなく、ソマリアの海賊側からも、救うアメリカ側からも良く描かれ、最後の15分くらいのトム・ハンクスの演技は、そこだけでアカデミー賞あげてもいいんじゃないだろうかと思えたくらいの逸品だと思う。
全ての人に観て欲しい。大画面で観てもらいたいが、もし見逃してしまった人も是非ビデオで観てもらいたい。
2.ゼログラビティ
大嫌いな3Dが初めて素晴らしいと思えた映画で、画像の美しさと迫力は半端ではなかった。二人しかいない登場人物というのも凄く新鮮で面白かったが、是非劇場で大画面で3Dで観てもらいたいと思う。
生き残る為に何をすべきか、何が出来るかの葛藤が、距離感が判らない宇宙空間の無重力空間の中で本当にリアリティを持って再現されている。
この2作品は今年のというより、何年か経って「過去の作品の」という括りになっても選ばれる作品だろう。
3.永遠の0
原作を読んで涙して期待をして観た。原作は面白いのに映画やテレビになると……というものも多いが、この映画は原作以上に涙が止まらなかった。
最後に「そうだったのか」という部分があり、そこがテレビ作家百田尚樹の原作の上手さでもあるが、戦争のこと、人間の事を考えされられる感動の映画だった。
3.風立ちぬ
宮崎駿監督作品としては自分の中ではもののけ姫と並ぶ素晴らしい映画だったと思う。きっと物を作るのが好きで、子供の頃零戦のプラモデルをつくっていた年代の男には特にたまらない哀愁を感じるだろう。ただ、僕はどうしても主人公の声を演じた庵野秀明監督の声が最後までなじめなかった。
楽しめたのは「47RONIN」、「かぐや姫の物語」「僕たちの交換日記」、「ローンレンジャー」、「陽だまりの彼女」、「REDリターンズ」で、ビデオがでたら是非観て下さい。
まあまあかな?が「藁の楯」、「図書館戦争」、「そして父になる」、「謝罪の王様」で、好みによってはビデオでどうぞ。
個人の好みがあるものの、期待が凄く大きかった割にそれ程楽しめなかったのは、「フライト」、「ライフ・オブ・パイ」、「スタートレック・イントゥ・ダークネス」、「ダイ・ハード ラストデイ」、「華麗なるギャッツビー」、「ウルヴァリン」、「SPEC」、「悪の法則」、「マラビータ」あたりだが、ビデオでも観る必要ないよと言えるのは「ライフ・オブ・パイ」と「SPEC」、「悪の法則」かな。
もの凄く評判が良い「レミゼラブル」は、僕自身どうしてもミュージカルが好きになれない事もあり、前半から入り込めなかった。良くタモリが言う様に何故音楽に乗せなきゃいけないの?普通に台詞言えばいいじゃないか?というのが、僕も全く同感で、名作のウェストサイド・ストーリーもサウンド・オブ・ミュージックも僕はダメだったし、最近ではマンマ・ミーヤもダメだった。
きっと今後もミュージカルは映画も舞台も行くことはないだろうな。
完全に僕の好みと偏見の上での順位だが、キャプテンフィリップスとゼログラビティだけは好みを越えて、絶対観た方が良いと思う。
来年も楽しい映画待っています!

新年明けて、お節にも飽きた頃用にカニの生冷凍を毎年頼んでいるのだが、今年も到着した。
カニもどう食べるかによってカニの種類や生冷凍のものを頼むか、茹で冷凍のものを頼むかを決めるが、解凍してそのままカニ酢でたべるなら茹で冷凍のものが良いようだが、毎年カニ鍋やカニしゃぶ用なので、ズワイガニの生冷凍のものを頼んでいる。
年末になると、WEB上でも新聞上でもカニのオンパレードで、恐らくピンキリなんだろうが、何を基準に選んだら良いのか毎年迷う。前の年に何処の店で頼んだか覚えていればいいのだが、いつも忘れる。
ただ、一度でもWEBで注文すると毎年山のようなDMがメールで届くので、頼み忘れする事が決して無いのは助かるが。
カニや海老を食べるときにいつも思うのだが、最初にカニや海老を食べた人は凄いと思う。僕らは美味しいのを知っているから飛びつくが、あのグロテスクな形の生き物を最初に食べたのは余程食べ物に困っていたときなんだろう。まあ、確実に死人が出ていたふぐを次に食べようとした人よりは未だマシかもしれないが。

今年映画館で観る最後の映画になると思うが、原作も読んで映画化を楽しみにしていた百田尚樹の「永遠の0」を観た。
原作では後半のエピソードで涙が止まらずに困ったが、流石にTVの放送作家の百田氏だけの事も有り、映画化、テレビ化にも向いていそうな原作だった。
映画も涙が止まらず、周りをみたら皆グスングスンしていたので、安心して泣いていた。
どちらかというと重い主題なのだが、狂気のあの時代で本当の勇気は?本当に人を愛するって事は?を問い、生きる、死ぬという意味を訴えた良い映画だと思う。最後のえ!そういうことだったの!と言う部分はTV作家の原作たる所以だろう。
ネタバラしになるので細かくは書けないが、原作ではあるコートが結構感動ポイントして描かれるのだが、映画ではアッサリと描かれ、殆どポイントになっていない。そのコートの所以も原作では最後に明らかになるのだが、映画では途中でその所以を岡田准一の口から直ぐ話してしまうのは、原作の表現の方が良かったと思った。
知り合いの役者の増田修一朗くんが自分も出ているという情報をくれたので楽しみにしていたが、主人公の岡田准一を殴った航空隊仲間で、中々存在感があった。
今年は沢山の映画を観たが、今年の内に映画評論家を気取って、観た映画の気に入った順位などを勝手に書こうと思っている。

今日はクリスマス。
ただ、この歳になると今更クリスマスの祝いでもないし、子供達も親より友人と楽しんだ方が楽しい年頃だし、結局いつもと変わらない一日である。
ところで僕も最近知ったことなのだが、クリスマスを「X’mas」と綴る事が多いが、実はこれは間違いだそうで、もともとクリスマスというのはキリスト(Christ)+ミサ(mas)とう意味だそうで、「X」がキリストを表す一文字だそうなので、「’」を付けずに「Xmas」が正しい表記だそうだ。
街中にはX'masが溢れているが、多分最初に使った人か企業の使い方がそのまま普及してしまったのだろう。
ついでに言うと、12月24日をクリスマスイブと思っている人が殆どだろうが、クリスマスイブのイブはイブニングの意味なので、12月24日の夜の事だけを指してクリスマスイブというそうで、「クリスマスイブのお昼に待ち合わせ」はおかしいそうだ。
つまらない蘊蓄だけれど、何かのネタにでも使って下さい。

昨晩、広尾にある、車好きのあつまるBUNBUN Cafeの恒例のクリスマスパーティーがあった。今BUNBUN Cafeは改装中なので、近くのカフェで行ったのだが、100人以上が集まる大きなパーティーになった。
毎年一人2000円程度の商品か、家に眠っている貰い物や販促品などを持ち寄るのだが、今年は更にチャリティーオークションを行い、交通遺児育英会と、被災地に緑のカーテンを設置するボランティア団体の緑のカーテン応援団に寄付をすることになった。
昔、僕らがまだ学生の頃は都内のあちこちに車好きが集まるカフェやバーなどが有り、室内に車に関する写真や商品、部品などが並べられていた店があった。
最近ではそういった店も余り見かけなくなってしまったが、やはり若者の車離れの影響なのだろうか?
そういった店の復活と共にまた車が若者の興味の中心の一つに返り咲いてくれないと、本当につまらない車しか各メーカーも出さなくなってしまう。
こういったカフェに集まっても「昔の車は良かった」という話題しか話せないのは悲しいし、そつのない良い車でなく、欠点も沢山あるけどそれを補って余り有る素敵な車を新製品で見てみたい。
皆金太郎飴の様な車じゃつまらないし、そういった車ばかりだと、それに乗って大人に、オジさんになった人はこういったカフェも必要としないんだろうと思う。

農園に収穫に行こうと、朝車のエンジンをかけようとしたら、ウンともスンともいわない。いわゆるバッテリーあがりってやつで、最後に乗ったのが一昨日の夜だったので、記憶は無いが多分僕かその時一緒にいた娘が何かを消し忘れていたのだろうか?
農園に問い合わせたら、今年はキャベツ、白菜の生育が遅く、まだ中々大きな玉になっていないので収穫にはもう一週間くらいはおいた方が良いだろうといわれたので、今日は車を諦め、バッテリーも以前に取り替えてから大分経っていることもあり、明日メカが新品バッテリーを持ってきてくれることになった。
40年も50年も前の車だと、エンジンがちゃんとかかるか思いながら始動させるのだが、現代の車だと、いつも乗ってキーを捻ればエンジンがかかるのが普通になっていると、車や電気製品、コンピュータ関連のものは電気が無ければ単なる箱ということを改めて思い知らされた。
車もプラグインハイブリッドや電気自動車になると、より電気に頼ることになり、原子力発電に変わる代替えエネルギーや、個人宅のソーラー発電も本当に重要になるだろう。
そう言えば最近は自転車も電動アシスト付だし、家中の殆どの電球をLEDに替えたのが唯一の省エネ協力かな?

以前から週末は7~10kmくらい歩くようにしている。朝6時には起きているのだが、流石にこれだけ寒くなると早朝は厳しいので、完全に陽が高くなってから歩き出している。
家から代々木公園に向かって表参道を通り、代々木公園の中の外周路を廻って帰ってくるコースで、1時間半くらいで大体その距離になる。早朝表参道を通ると、殆ど人がいない状態で本当に気持ちが良いのだが、完全に陽が高くなってからこのコースを通ると、もの凄い若者の群れの中を歩かなくては行かなくなる。
流石に代々木公園の中はそこまで混み合うことは無いのだが、朝の陽を浴びて余り人のいないところを歩くことが気持ちよさなので、やはり寒くても早く出なくてはいけないと思いつつも中々実行出来ない。
早朝に一緒に歩きましょうという若い綺麗な女性がいれば、喜んで早朝から頑張るのだが……