会社のメインの銀行口座として三菱東京UFJ銀行を使っていたが、パソコンバンキングをする上で問題点があった。
僕自身会社でも個人でもマッキントッシュを使っていて、三菱東京UFJ銀行の会社アカウントのパソコンバンキングはマッキントッシュに対応していないので、持っているWindowsマシンはこの三菱東京UFJ銀行のパソコンバンキングの為だけに存在していて、それ以外には全く使っていない。
同じ三菱東京UFJ銀行でも、個人口座のパソコンバンキングはマッキントッシュで問題無く使う事が出来るのだが、ビジネス口座はセキュリティをより強化する為なのは判るが、制約がもの凄く多く存在し、マッキントシュには今だに対応していない。定期的に電子証明書の発行が必要だったり、今だにブラウザは新しいマイクロソフトのedgeは使用不可で、開発が止まってセキュリティの問題のあるインターネットエクスプローラーでないといけないなど、Windows上でももの凄く使い難い。
更に振込手数料が高く、他行宛に3万円以上だと756円もかかる。これも塵も積もればなんとやらで数十件単位以上になると結構な金額になる。
そこでマッキントッシュに対応していて振込手数料も安い銀行がないか探してみたら、楽天銀行が正にそれにピッタリはまることが判り、しかも三菱東京UFJ銀行は年約2万円の有料だが、楽天銀行は無料であり、パソコンバンキング関連の口座は完全に楽天銀行に切り替えた。
これで七面倒くさいログインや、使い難いWindowsマシンから解放され、何故もっと早く探さなかったのかと凄く後悔している。
会社ではうちの様にマッキントシュオンリーというのは少数派だと思うが、もしそうであれば楽天銀行はお薦めだ。
同級生の友人がWEB上での日本語と英語間の翻訳の仕事をしている。
彼自身が翻訳をしているのでなく、WEB上で注文を受け、原稿はメールでやり取りし、翻訳後もメールで顧客に送るので、全く顧客と会うことなしに全てが終わるシステムになっている。
それだけなら何処にでもある。しかし彼は何人かのコーディネーターや翻訳人と契約しているのだが、日本に在住の人だけでなく、外国在住の人とも契約をしている。
例えば東京とニューヨークは14時間の時差(サマータイム時は13時間)がある。日本で午後7時過ぎに翻訳の仕事を受けると、日本ではそろそろ仕事の終わりの時間だが、ニューヨーク在住の人に原稿を送り翻訳を頼むと、現地では朝起きた時には原稿が届き、ニューヨークの昼間に翻訳をし、夜までに東京に原稿を送ると、日本時間の早朝には顧客の元に原稿を届ける事が可能になる。
すると顧客にとっては、寝ている時間に翻訳が終わり手元に届くことから、夜中に翻訳をしてくれたと思って貰え、会社としての信用度や仕事の速さの評価を大きく上げる事が出来る。
テクニックには違いないが、顧客の立場にたったらとても嬉しい、目の付け所が素晴らしいシステムだと思う。
会社を自宅の1階に移してから二ヶ月が過ぎたが、便利な反面不便なこともいろいろある。
会社に通勤すると、仕事をするというスイッチも入りやすいのだが、家にいると自分の寝室の三階から一階に移動するだけで、忘れものをしても20秒もあれば取りに行けるのだが、どこからが会社でどこからが自宅でという区別が難しいように一番は仕事のONとOFFの切替が難しいことだろう。
普通に外へ通勤していれば、休みの日も会社への通勤がなければ、たとえ一日中家でブラブラしていても休みだからのんびりしていられるという感覚があるのだが、家の中の移動だけなので、休みの日も玄関の直ぐ横のドアを開ければ仕事場になるので、特にやることがないと何となく仕事場に行って何かするというようにメリハリがなくなっている。
いつでも仕事が出来、逆に何時でもOFFに出来る事は仕事上は決してマイナスではないのだが、気分的には未だ未だ慣れない。
自宅の下で商店をやっていたり、自宅で開業している医者の人も同じ様な感覚なのかもしれないが、買い物客が来たり、患者さんが来たりするとON、誰もいないとOFFという切替ともちょっと違う気がする。
会社の決済用に当座預金を持っている場合が多いだろう。
当座預金は、簡単に言うと会社などが、銀行と当座契約というのを結び、利息が付かない無利息預金である代わりに、小切手や手形を振り出し、決済する口座のことだ。
最近はWEB決済が中心になり、手形や小切手の振り出しを最小限にしている会社も多い様で、必ずしも当座預金を持っていなくても会社の決済は回っていくが、まだまだ決済の多くに使われている。
特に日本ではある程度の金額なのに現金で決済し、小切手や手形を出さないと、銀行の信用がない様に思われる場合があるので、活用している企業が殆どだろう。
ただ、普通預金と違い色々制約もあり、決済以外や、現金の引き出しに使おうとすると結構面倒臭い。
会社の直ぐ近くの銀行に当座口座を持っていればまだいいのだが、会社の場所を移転した場合、普通口座と違い当座の開設は結構面倒臭いので、そのままにしていると、千円を引き出すにも口座のある支店に行くか、小切手を書いて他の支店に持って行き、普通口座に入金する。その場合も引き出せるのは3営業日以降になるので、即日現金化出来ない。
WEBで銀行取引が出来るサービスを使っていれば、当座から普通に振替をすれば、普通口座のキャッシュカードも使えるのだが、たまたまWEBサービスを使っていない銀行の当座預金を振込口座として指定していた為に、そこに入金されたお金を顧客に現金で渡さなければならない場合、大変面倒な目に遭った経験があった。
そんな事は皆判っていると思うけれど、きちんと使い分けましょう。
会社の口座から金額を引き出したりするとき、銀行の備え付け用紙に書き込むのだが、口座名に株式会社xxと書くとき、(株)と書いてはいけないとか、代表取締役xxxxまで書かなくてはいけないとか、代表取締役だけではダメで、代表取締役社長まで書かなくてはならないとか変な決まりが多すぎる。
大体、何の為に口座名を書くかは、その会社に間違いないかどうかの確認のためであり、(株)だろうが、株式会社だろうが、何の違いも不都合もないはずだ。
明らかに自分たちの管理上の決まりの為に面倒臭いことを顧客に押しつけること自体、顧客の方に向いていない事は明らかだ。
一般企業だったら考えられない事で、自分たちの管理が顧客の不便よりプライオリティが高いのは如何にも銀行や役所っぽい。
人に口座振込を頼む場合は会社名(のカタカナ)で全て行えるのに、本人が目の前で確認出来る銀行の窓口で何故そこまで下らない決まりを作って、全行で守らなくてはならないのか全く理解が出来ない。
会社の所在地の移転に伴って、当然だが各所に住所変更の届けを出す事になる。
その中でも取引銀行何行かにその手続をしに行ったのだが、銀行によって手続の手順や必要書類が大幅に違ったのでビックリした。
といっても大変だったのは三井住友銀行だけなのだが、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行は取引店に行って簡単に届けを出すだけで、普通に住所変更は終わる。
三井住友銀行は必要書類や出す申請書も数も多いのだが、それだけでなく、届けを出し、その手続きが上手くいかなかった時の為にFAXで知らせを受け取る申請用紙を出し(この意味がよく判らないが)、後日そのFAX番号当てに通知が来て、そのままFAXバックして始めて届けが終わるという大変七面倒くさい方法を取らされる。
住所変更そのものも会社の登記を変更しなくてはならないのだが、アメリカでは数十ドルでその手続きは終了出来るのが、日本では自分で手続を全て行っても同じ区域内で3万円、区が違うと6万円、司法書士に頼むと更に数万円掛かる。
こんな馬鹿馬鹿しいシステムもTTPで変わるのだろうか?
会社の場所を移してから昼間誰もいなくなることも有ることから、自分が外出時にも電話に出られるように、携帯電話に転送をかけているのだが、ここでちょっとした問題が生じる。
自宅がauのひかり電話、転送先がauのiPhoneなので、転送に関しての費用は一切かからないのは良いのだが、iPhoneが鳴った時、それが直接iPhoneに電話がかかってきたのか、会社にかかってきた電話が転送されてきたのかが判らない。
以前他の会社のサービスで転送をしていた時は、会社からの電話であることだけが表示されたのだが、auのサービスは逆に、掛けてきた人の電話番号や(iPhoneの電話帳に入っていたら)名前が表示され、会社からの転送で有ることが表示されない。という事はかかってきた電話に会社名で出るべきか個人名で出るべきかが判らない。
個人の電話に会社名で出るのはおかしいし、会社宛の電話に個人名で出る方がまだ良いかと思い、明らかに会社宛だと思われる番号から以外は個人名で出るようにしている。
便利なサービスではあるし、曜日や時間帯を指定した転送など細かい指定も出来るのだが、転送であることが判る様に何とかしてもらいたい。
会社を自宅に移すと明らかにメリットとデメリットが共存する。
通勤時間が全くないのは時間の有効利用には最高だが、反面onとoffの切替があって無いようなもので、一応営業時間は以前と同様なのだが、一日中事務所にいる時でも余程早朝、余程夜遅くで無い限りはいつでも営業しているような、逆にいつでも休みのような感覚になる。
朝起きて朝飯を食べ、自分の寝室に戻らなければ8時前には仕事が始められるし、夕食後会社部屋に戻れば寝る寸前まで仕事が出来る。反対に作業が余りなければ、自分の部屋に戻ってのんびりすることも出来る。
仕事で車を使う場合も車庫が手元にあり、会社の近くの駐車場を見つける必要は無いし、電動アシスト自転車があるので、近場なら移動も楽だ。
外出しての仕事の場合はどこが会社でも関係は無いが、内勤時の戸惑いは慣れるまではしばらく続くのだろう。
仕事中今までは他の社員もいたので、(しょっちゅう話していた訳では無いが)人の話し声も聞こえていたし、話し相手もいたが、基本一人の時間が殆どになったので何となく寂しい。
WEB等の仕事をしている友人から、職場ではいつもFMを掛けっぱなしにしていて、それが結構生産性も上げているという話しを聞いた。
自分の生産性が上がるかどうかはよく判らないが、何となく人の声がしないと寂しいのでFM(J-WAVE)を付けっぱなしにしてみた。
あまり面白い話しが続くと聞き入ってしまうかもしれないが、バックグラウンドミュージック+バックグラウンドボイスのバランスが丁度良く、ちょっとコマーシャルは邪魔だが、全体としてはなかなか良い。
仕事中に付けっぱなしにするなら、東京ではこの局というお薦めがあれば教えて下さい。
今日は会社の事務所の引越をした。
0123でお馴染みのアート引越センターにお願いして荷物を運んで貰った。
ここへ来た時は家具類を新しく買ったこともあり、引越の業者は頼まなかったのだが、やはり餅やは餅やで、流石に手際がいい。
引越が元麻布から広尾で2~3キロの距離だったこともあり、思ったより早く運び終えることが出来た。
それにしても法定で保存しなくてはならない書類類が小箱10箱、引越荷物が段ポール小38箱プラスコンピュータやTV等の電気製品と結構な数になったが、今週末になるまでゆっくり荷ほどきは出来ないだろう。
現在ではWEBにさえ繋がれば出来る仕事も多いので、今日は兎も角インターネット接続と電話の開通を第一に行った。
電話に関しては以前の権利を買わされたNTTと違い、今ではauやSoftBankの携帯との絡みで凄く安く引く事が出来る。auのひかりインターネットを使っていることから、会社用に電話とFAXの2回線を引いて貰っても両方で月間1000円弱で使うことが出来る。
NTTはその電話加入権を買い取ることもしてくれないので、使えない権利のみがいつまでも残り、あまり気持ちの良いものではない。
何でもかんでも便利になれば良いという物ではないが、こういった形で固定電話を引く事が出来るのは大歓迎だ。