
ゴルフは色々なルールが細かく定められており、基本的にそれに則ってプレイをしていくスポーツだが、アマチュアでもルールに対してガチガチに厳しい英国と比べると、アメリカでのゴルフは楽しむことに主力を置いている場合が多い。
英国のゴルフの総本山であるR&Aのルールに対して各ゴルフ場では独自に定めたローカルルールがあり、元々あるがままの状態でプレイするのが基本精神のゴルフだが、例えばスルーザグリーンやフェアウェイ6インチプレイスやパットのOK、OBの場合の前進4打のティーマーク、隣のホールに曲がってクイを超えた場合はワンペナなども完全なローカルルールで、そんなルールはR&Aのルールブックには書いてない。
ゴルフも楽しもう精神一杯のアメリカではそういったローカルルールだけでなく、最初のティーショットがミスの場合は無罰で打ち直しが出来るマリガン(orモリガン)などルールに囚われずストレスのない快適性を望むプレイヤーが多いようで、余りにマリガンが多くなって、スタートホールに「マリガン禁止」の看板まで出しているゴルフ場まであるようだ。
僕自身、最近ではゴルフでの握りをしなくなっただけでなく、特に女性に甘いゴルフで、上級指向の女性でなく楽しみゴルフなら6インチどころか20インチくらいプレースOKしてあげるし、自分でも腰の悪さからホールの底まで低く屈んでボールを拾いたくないので、パットも難しく無いラインであればワングリッププラスでも仲間と60歳を超えてからは「還暦OK」と言いながら自主OKで拾い上げる事も多々有る。
以前心臓を患った経験のある身としては、ゴルフに命を掛けたくないので、血管の詰まりやすい冬場はゴルフは一切しない事にしているのは、ゴルフの自分ルールだろう。

昨年の4月、久し振りにゴルフクラブを買い換えた。
変えたのはドライバー、フェアウェーウッド、ユーティリティ、アイアンでウェッジとパター以外は全部PINGのG400シリーズにしたのだが、ウェッジは以前から35年以上前のPING EYEⅡを使っているので、結局パター以外は全てPINGになった。
今年大活躍の渋野日向子や鈴木愛、比嘉真美子を初め特に女子プロのトーナメントの優勝者に日米ともPINGの契約者、使用者が多く、一般アマチュアにとっては男子プロのクラブより女子プロの使用クラブの方が参考になるだろうから、その意味でもとても一般に向いているクラブだと思う。
このクラブは最初PINGから借り物でコースで使ったところ、ドライバーの最初の一発目から「え!」という程飛距離が出て、アイアンも最初に打った一発がバーディーチャンスに付き、その後も調子が良かったので、即ショップに行って買ったのだが、自分のクラブが到着後も、友人にラウンド中に貸したところ、彼もナイスショットを連発して、やはり翌日にゴルフショップでウッド、アイアンとも買い換えた。
G400シリーズ(とその最新型のG410シリーズ)の一番の特色は、兎に角直進性が強いことで、今までのクラブなら間違いなく大きく林に行ってしまった様な当たり方でもラフに少し入った程度で収まってくれ、明らかにOBの数が半減どころか相当少なくなった。
ドライバーだけは中古品も含め何本か使っていたのだが、どれもあまりしっくり来なかったのが、1年以上使い続けていてもこれだけ最初から合って、その後も調子の良い(アイアンだけは現在絶不調だが)クラブも珍しい。
ゴルフクラブは僕と友人の結果が良くても全ての人に合う訳ではないが、曲がりと飛距離の低下に悩んでいる人には一番お薦めのクラブだと思う。

最近のラグビーW杯やサッカーのW杯予選などの国際試合では、試合開始の前に必ず国歌斉唱がある。
その雰囲気と外見から如何にもチャラチャラしてそうなサッカー代表は、必ず全選手が君が代を唱っている。因みにサッカーもラグビーも、外国チームでも国歌を斉唱していない選手は殆ど見たことない。
今回のラグビーW杯も唱っていない選手は皆無だったが、残念なのは野球の日本代表チームで、WBCの様な国を背負う国際大会で同じ様に国歌斉唱はあるのだが、唱っているのは精々1/3くらいの選手で、以前山本浩二が監督をしていた時は、山本浩二はベンチの中で国歌斉唱中にとなりとずっとお喋りをしていて、全く唱う気も聴く気もないのがテレビに映し出され、怒ると言うより情けなくなった。
試合を全く観ていないのだが、今やっているプレミア12ではどうなんだろうか?流石にこれだけ多くのスポーツの国際大会が行われ、皆国歌斉唱している事にそろそろ野球人たちにも気が付いて貰いたい。
外国の人から見ても、国を代表する戦いで、自分の国の国歌が流れている時に斉唱しない人は考えられないだろうし、百歩譲って唱っていなくても、国の代表の監督や選手が、自分達の為の国歌斉唱中にとなりとふざけ合っている様な人に国の代表になって貰いたくないと本気で思った。
山本浩二は現役時代は素晴らしい選手だったと思うが、実はこの一点だけで僕の中では山本浩二の法政大学、広島カープ時代の素晴らしい成績と人間性は全てどこかへ飛んでいってしまった。

スポーツの日本代表のユニフォーム、ラグビーは赤と白の横縞で、色は国旗の日の丸の色を使っている。
世界的にみても殆どの国は国旗に使っている色をユニフォームに使用していて、国旗の色と関係無い場合もイタリアのアズーリブルーの様に、イタリア国が統一されたときのサヴォイア家の紋章(と地中海のブルー)からイタリアのナショナルカラーとされたり、オランダのオレンジはオランダの独立戦争で指揮をして、初代君主となったオラニエ公(英語読みはオレンジ)からナショナルカラーとなったり、オーストラリアの黄色と緑はナショナルフラワーのワトルの色がナショナルカラーに、ニュージーランドの黒は原住民族のマオリ族のシンボルカラーが黒であることから決められたように、必ず何かの言われやナショナルカラーを採用しているので、日本は特異な気がしてならない。
日本のサッカーは最初の日本代表の殆どが東京帝国大学(現東京大学)であり、帝大のカラーがライトブルーだったからというあまり意味のない理由でブルーに決まってしまったそうだが、一時期赤白だったこともあるものの、その時の成績が余りふるわなかった為にブルーに戻されてしまった。
ただラグビーのユニフォームをみていると、やはり日本を代表するチームのユニフォームは赤と白で有るべきだと思うし、ラグビーが横縞ならサッカーは縦縞のユニフォームを是非着て貰いたい。
アルゼンチン代表やバルセロナ、インテル、そして正に赤と白の縦縞のアトレティコ・マドリードや堂安律のPSVの様なユニフォームは実に格好が良いと思う。
そしてもしその時があるのなら、欧米人と比べて胸板が薄い日本人の体型だと、肩にある3本線がどうしても似合わないので、ユニフォームの提供をアディダスから他のメーカーに変えて貰いたい。
尤も一番酷いのはバレーボールの日本代表のユニフォームで、最近では女子が紫色まで採用して統一感が全くなく、プレーの内容同様迷走している。

ラグビーW杯は、13日にスコットランドに素晴らしい戦いで勝利をした日本代表が、見事プールA1位で予選突破してベスト8進出が決まった。
釜本や杉山が活躍した第一次サッカーブームの頃からのサッカーファンとして、ラグビーも好きな競技の一つではあったが、本気で観だしたのは4年前のW杯の初戦で日本が南アフリカを破ったことと、ジュビロヤマハで五郎丸のチームメイトだったフランカーの山路氏と知り合いになってからと言ってもいいくらいの準俄ファンなのだが、今回のラグビーW杯での日本代表の頑張りを見るにつけ、ラグビーも本当に面白い事を再確認すると共に、改めてサッカー選手とラガーマンとの違いを感じた。
ノーサイドというラグビーの基本精神で、試合中はどんなに激しいプレイでぶつかりあっても、試合が終われば敵味方なく一緒に称え合うスポーツマン精神は、サッカーファンから見ても素晴らしい。
サッカーはどちらかと言うと誤魔化し合いが普通で、ファウルを貰ったフリをする、ファウルをしてないフリをする、審判に見つからないところで如何に上手く誤魔化すかなど、ずる賢さもがテクニックの一つになっており、特に南米では上手くごまかせる人はサッカーの能力としても評価され、ハンドでゴールしても「神の手」と呼ばれ英雄になる人もいる。
それでもサッカーファンとして一番の関心は、これからもサッカー日本代表のW杯やオリンピックに向けての動向が一番であるのは間違いないのだが、ラグビーの面白さを皆が気づいて、今後も一過性のものでなくラグビーファンが根付いて貰いたいと思う。

根っからのファン、俄ファンを含めてラグビーW杯で盛り上がっている人も多いと思うが、サッカーと比べて判りにくいラグビーを簡単に理解するために、最低押さえておけば良い点がある。
ラグビーでやることは単純で、攻撃側がゴールラインを超えたインゴールでボールを地面に付けるとトライで5点の得点になり、如何に多くのトライを挙げるかを競い合うスポーツだが、トライの後にコンバージョンというフリーキックがゴールポストの間でクロスバーの上を超えると更に2点が入る。
このコンバーションを蹴る位置をより有利にするために、トライも端ではなく、出来るだけインゴールの中心近くを目指す。
その他ペナルティーゴール(相手の反則によって与えられるフリーキック)やドロップゴール(攻めながら地面にワンバウンドさせたボールをキック)で、コンバージョンと同様に、ゴールポストの間でクロスバーの上を超えると3点が入る。
ただ、ラグビーではボールの位置より前でプレイする事は反則になるので、手でボールをパスする為には自分より後の選手にパスするか、ボールを前にキックして走って行った味方がキャッチしなくてはならない。
反則は種類が多く覚えるだけで大変なので、審判の笛でプレイが止まった場合は、審判が片手を横に広げた側が反則を受けた側で、次の攻撃をする事が出来ることだけ覚えておけばいいだろう。(この手の方向はサッカーと逆)
プレイする位置により同じ事をしても違う結果になったり、走っていった選手がインゴールに飛び込んでするトライ以外にも認定トライやモールでのトライ、スクラムトライなどがあるが、段々ややこしくなってくるので、トライを目指すことと、ボールより後でプレイしなくてはならないという大きな2点だけ抑えれば楽しく見られると思う。

夏の間毎年軽井沢72ゴルフコースで夏合宿をしたり、学生時代の某同好会のゴルフコンペをするのが最近の恒例になっている。
ゴルフをやる人は激しく同意してくれると思うが、72に限らず西武系のゴルフ場にはもの申したい点は多々あるのだが、今年の6月から72では風呂場で脱いだ洋服や下着を入れる為のビニール袋を突然中止した。
経費節約なのは明らかなのだが、表向きの理由は環境保護ということになっている。もし環境保護が理由なら、ゴルフ場を作る行為そのものが代表的な環境破壊の筈なのに、その企業が今更何を・・・だろう。
更に72では各ショートホールにご自由にお使い下さいと木製のショートティーが置いてあるのだが、木製であり環境保護に反していないのだろうか?
風呂場のビニール袋はゴルファーにとって必需品であり、無いと汗や雨に濡れてびっしょりの下着や洋服を直にバッグに入れなくてはならない。他のゴルフ場ではビニール袋があることが当たり前なので、これを実行する為には最低事前に用意の無いことを来場者に周知する必要があるだろう。
ゴルファーにとって風呂場のビニール袋とショートホールの木製のティーのどちらがより必要なものかは考えるまでもなく明らかだろう。
その他にも台風のような悪天候でもゴルフ場がクローズしない限りキャンセル料が発生したり、4人で申し込んで一人だけNGになっても一人分のキャンセル料を徴収したり、スコアカードに関する色々など、列挙するとこのブログの長さが3倍くらいになるくらい突っ込みどころ満載なのだが、読んで貰うのも大変なのでこの辺にしておくが、ただでさえ価格の高さと食事の不味さで有名な西武系なのだが、どうやらこの会社には顧客の為に、顧客を喜ばせる為に何かをするという意識も考え方もないようだ。

毎年お盆の時期は、同級生のF君を中心に軽井沢でゴルフ合宿をしている。
元々7~8月は東京近郊ではゴルフはやらない様にしているのだが、流石に軽井沢は昼間は気温そのものは東京と大差無くても湿度が低いので気持ちが良く、ゴルフの内容は別として大汗を書くことなくプレイが出来る。
ただF君や彼の会社のゴルフ仲間は、一週間強の滞在のうち7ラウンドもするのだが、流石に僕は膝にトラブルも抱えている事もあり、それ全部にはとても参加出来ないので途中からの参加なのだが、それでも一年のうち一番集中してラウンドする時期でもある。
学生の時期は毎年相当な期間軽井沢に滞在していたのだが、昔有った別荘もなくなり、冬場のスキーのシーズン始めのプリンススキー場を別とすると、夏場も長くても精々1週間くらいしか滞在しなくなったが、やはり東京とは過ごしやすさが段違いで、沢山の緑に囲まれていてとても気持ちが良い。
丁度この時期は、女子のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントが行われているので、今日も午前中トーナメントを観戦した。
今話題の渋野日向子、原英莉花と実力者笠りつ子の組を中心に付いて廻ったが、そのギャラリーの多さは本当に半端でなく、一年前は誰もその名を知らなかった、たった一人の新生スターの効果はとんでもない事を改めて感じただけでなく、渋野と原のゴルフの素晴らしさを目の当たりにして、とても良い経験だった。
プレイするのも、観るのも夏の軽井沢はゴルフに最適の場所であるのは間違いなく、出来れば毎年夏中はずっと軽井沢にいたい。

ゴルフ場には名門と呼ばれる歴史のある有名ゴルフ場がある。
更にそれを目指そうと色々考えているゴルフ場もある。
ただ、名門かどうかというのは長い歴史の中で自然にそのゴルフ場の格や品格が出来上がってきて名門と呼ばれるようになる訳で、無理矢理名門感をだそうとしても相当無理がある。
そして問題があるのは、そこの従業員達が名門で働いていることで自分が名門になった様に勘違いすることで、特に古くからのキャディの中に平気でそれ程上手くないプレイヤーにぞんざいな対応をしたり、失礼な口のきき方をする人達が一定の割合存在する。
更にこれはほぼ全ての名門と言われたり目指しているゴルフ場に当てはまるのだが、プレイヤーの服装に必要以上のドレスコードの取り決めを強要し、来場時の服装にも男性にジャケットを強要する。
これは英国で生まれたゴルフの英国の名門ゴルフ場の表面だけのものまねから生まれた馬鹿げた行為で、本当の英国の名門ゴルフ場にはプレイをしないメンバーが存在する。それはそのゴルフ場が地域の社交場であり、ゴルフをしに来るだけでなく、昼食を食べにクラブハウスを訪れるメンバーがおり、街中の一部のレストラン同様のドレスコードがあり、ジャケットどころかネクタイも着用しなければレストランの中に入ることさえ許されない。
そこまで真似ての名門ならまだ理解出来るが、来場時にジャケット着用、プレイ時は襟付きのウエアの強要(きっとタイガー・ウッズやジェイソン・デイがプレイしたいと言っても断るのだろう)、シャツだしの禁止、短パンにはロングソックスの強要、帽子の着用の強要、さらに素材さえ限定して、最近の機能性ウェアは全て禁止という本当に馬鹿げた、その取り決めを決定してるジジイが自分は着ないからダメというような時代錯誤の禁止事項があるコースさえある。
そういったコースは間違いなくプレイ費も高く、気分も良くないので、やむを得ない事情がない限り決して近づかない様にしているし、春から秋にかけては短パンにシャツはアウト、ベリーショートソックスでラウンド出来るゴルフ場しか行かない。

父親が大洋ホエールズ(古!)のファンだったこともあり、昭和34年頃から自分もホエールズファンになり、翌35年にセリーグ制覇、日本シリーズ制覇したことで、それ以来すっかりホエールズファンにどっぷり浸かって、当時本拠地だった川崎球場にも何度も足を運んだ。
そのころのホエールズは昭和の奇数年は良いのだが偶数年は成績が悪いという結果を繰り返し、昭和35年以降長い間優勝からは遠ざかってしまった。
その後、川崎から横浜に本拠地が移り、横浜大洋ホエールズになり、横浜ベイスターズから現在の横浜DeNAベイスターズになったが、1998年に大魔神佐々木主浩を擁して二度目のセリーグ、日本シリーズを制覇し、2017年にはリーグ戦3位からクライマックスシリーズで阪神、広島を破り日本シリーズに進出したが、自分の中ではどうも3位からの日本シリーズにもう一つ盛り上がらず、2勝4敗で負けても納得で、やはりリーグ戦トップで日本シリーズに出て優勝して貰いたい。
とは言っても、これまでの歴史はヤクルトと共にどちらかと言うとセリーグのお荷物的存在になることが多かったベイスターズだが、今シーズンは始まって早々の4月に4年振りの10連敗を喫し、今年もまたダメかと思っていたところ、交流戦辺りから急に負けなくなって、現在は巨人と首位争いの真っ最中で、今年こそ正規の優勝を飾って貰いたい。
ただDeNAの試合を全試合放映してくれる有料チャンネルに入っていても、この数年は一昨年のクライマックスシリーズ、日本シリーズを別にすると殆ど試合を見ておらず、選手も相当活躍をしてから初めてその名前を知る人ばかりで、以前の応援の熱の入り方とは大差があるが、今年は8月23日の巨人戦を見に東京ドームに行くし、今年こそ頑張れ!DeNA!